会社名 | 株式会社 森山インターナショナル |
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所在地 | 〒135-0016 東京都江東区東陽2丁目3-1-817 03-5690-7177 FAX 03-5690-7178 |
設立 | 平成5年1月 (昭和32年創業、旧(株)石岡憲之輔商会から業務引き継ぎ) |
代表者 | 代表取締役社長 森山 貴司 |
資本金 | 1,000万円(2012年3月31日現在) |
事業内容 | 英国ホーランド&シェリー社の日本総代理店 |
ホーランド&シェリーのバンチ・サンプルは無償でご提供致せます。お取り扱いをご考慮頂けますならお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
今の日本における「スーツ」の意味合いとは何でしょう?
ビジネスマンのユニフォームでしょうか?
それともファッション?
我々は二極化している現状を目の当たりにしています。
収入の多い少ないに関わらずご自身で決めた「服」に対する基準がはっきりしている時代になってきたと思います。
昭和の高度成長期は服に限らず衣食住の全てが収入によって明らかに推移する時代で、多くの人がその価値観を共有していました。
しかし現在は全て個人の選択、個々の価値観が全てを決めています。
収入が多くても服に対しての価値観が低い方、逆に少なくても高い方。
様々でどの価値観にも不正解はありません。
デフレの状況下で「より安く」を企業も消費者も求める時代でもあり、安いスーツも市場に溢れています。
多過ぎる情報もTV、インターネット、雑誌等を通じて溢れかえっていますが、「紐の付いていない正しい情報」は少ないのかもしれません。
企業努力や技術革新、マーケットの拡がりで適正に安く提供出来る様になった商品も多いとは思いますが、市場経済の基本である「物の値段は商品価値に直結している」ことに変わりはないはずです。
「お買い得品を手に入れた」より「安物買いの銭失い」や「タダより高いものはない」の体験や情報を耳にすることの方が圧倒的に多いと思います。
勿論逆に「高いから良い物」という基準も安易には通用しなくなりました。
だからこそ今全ての消費者にとって最も大切なことは「自身の価値観に基づき適正な価値を見極める力と溢れかえる情報を精査する能力を備える」ことだと思います。
我々供給側も「安くせねば」ではなく「安く出来る」を基本に適正価格のものをご用意していかねばならないと思います。
ホーランド&シェリーのご提供する服地は決して安価なものではありません。
しかし「適正な価値」を逸脱したものは一切取り扱っておりません。
「安い」を追求したスーツがユニフォームである価値観に見合う服地は我々の分野ではなく、多大なマーケットではありますがそこに踏み込むことも出来ません。
何故なら「安いだけのもの」は扱えませんし、「安くて良いもの」は簡単にご提供出来るものではないからです。
服に対する価値観が多様化した現代において服をファッションと考える方のニーズに応じた服地をご提供すること、「高い、安い」ではなく「欲しい」を基準に考えた多種多様な服地を適正価格で皆様にご提案することが我々の最も大切な使命と考えています。